旧正月ですね!

セヘ ポン マニ パドゥセヨ!
(新年にたくさんの福を受けてください!)


これは、韓国で新年を迎える時の挨拶フレーズです。

1月1日の新年でも旧正月でも両方、使えます。


2012年の旧正月は1月23日。
大体、先週末から明日までがお正月休み、という感じでしょうか。
今年は、この旧正月休みを利用して
海外に出かける人がとても多い、というニュースも見ました。
が、私の友人達は、のきなみ韓国内で家族とホッコリ過ごしている模様です(笑)。


私自身は、新年をソウルで過ごしました。
鐘路で人、ヒト、ひとにまみれて、賑やかに新年を迎える瞬間☆
とーーーーっても、楽しかったです♪♪
年が明けたら、鐘路の鐘と花火と歓声と。
テンション、上がります(笑)


韓国の鐘は33回、鳴らすそう。
日本の除夜の鐘は煩悩の数、108回。

「『33』という数にも意味があるんだよ」

と教えてもらいました。
どんな由来があるのかは・・・次の宿題に(笑)



写真は、2012年を迎えたばかりの鐘路の様子です。

ソウルから日本へエールが届いています

私個人が改めて語らずとも
今、思っていることは
同じであると感じています。


今できること。
やるべきこと。
一歩ずつでも。少しでも。




ソウル観光公社のみなさん、
62人の応援メッセージが届いたのでご紹介します。

◎ソウル市観光公式ブログ
「タイトル/ソウルから日本を応援しています!」
http://ameblo.jp/visitseoul/entry-10832438448.html


まだ、このメッセージを見ることができない環境の方も多く。
緊迫、緊張の日々は続いています。
しかし、いつか。必ず、届いて
ひとりでも多くの方の心に
元気を与えてくれることと思います。

1日でも早く
多くの笑顔が戻るように。

第15回釜山国際映画祭・前夜祭/キム・テウ

 プサンの秋のビッグ・イベント、「釜山国際映画祭(PIFF)」が10月7日から15日まで開催されました。


 今年、第15回目を迎えた釜山国際映画祭では、世界67カ国から308本の映画が招待され、うち、世界初公開となる「ワールドプレミア」は103作品、製作国以外で初公開となる「インターナショナルプレミア」は52作品を上映。まさに映画ファンにはたまらないシネマ・ウィークとなりました。さらに、開幕式を直前に控えた6日夜、ナンポドンのPIFF広場野外舞台で行なわれた前夜祭の祝賀ステージには、「プサン」で開催される映画の大祭典にふさわしい大人気アーティストも登場!!



 6日、18:30から華やかにスタートした祝賀ステージでは、グピ、キム・ジョンソらベテラン勢から、今後の活躍に期待が高まる注目の新人男子グループ、レッド・アップルなど、約10組のアーティスト達が映画祭を盛り上げるにふさわしいアツいステージを披露。その「大トリ」を務めたのがキム・テウです。







 「こんにちは、“キョンサンド・サナイ”のキム・テウです」という挨拶だけで、会場の温度を5度は一気にアップさせた(?!)キム・テウ。この「キョンサンド(慶尚道)」とは、プサンを含む、韓国本土の南側に位置している一エリアをさす地域名。日本で例えるなら「九州」みたいな、そんな具合です(笑)。そして「キョンサンド・サナイ」とは、いわゆる「九州男児」みたいな、そんな意味合いです(笑)。日本で「九州男児」といえば、ぶっきらぼうだけど頼りになって心が優しくてアツくて…というような九州生まれの男性の中でも、特に「男の中の男」的な気質を持つ男性の総称として用いられますが、「キョンサンド・サナイ」も同様です。そしてキョンサンドの中でもプサン出身の男性にエリアを狭めた「プサン・サナイ」の男らしい気質は特に有名。バラエティなどでも、ソウル男子とプサン男子のココが違う、なんて“あるあるトーク”が盛り上がるほどです(笑)。



 さて、自他共に認める“キョンサンド・サナイ”のキム・テウ。彼は、K-POP界の頂点を極めながらも惜しまれつつ解散した男性グループgodの元メンバーであり、メインボーカルを務めた人物。ツヤ、ノビ、ウィスパーを同時に備えた美声と確実な音感、音域、そしてR&B、K-POP、バラードetc…何でもこなす神業的な歌唱力を持つボーカリストです。06年にソロデビューして以降、アメリカ遠征ライブや韓国内のミュージカルで主役をこなすなど、歌手活動の場を着実に広げながら、一方ではユーモアあふれるキャラクター&トークを武器に、歌番組だけでなくバラエティでもフル稼働中。



 今回のステージは、キム・テウが今夏に受けた喉のポリープ手術の休養明け間もないタイミングだったにも関わらず、テウ・パワー炸裂!昨年、リリース直後からヒット継続中の「愛の雨」、そしてドラマ「アイリス」の挿入歌「夢を見る」、さらにアンコールではgod時代からのファンには涙モン(!)の「godメドレー」を披露。わずか10分程度のステージでナンポドン一帯を瞬時に「キム・テウ一色」に染める迫力の歌声とステージ・パフォーマンスは、ただただ「スゴイ!」のひとこと。「これからも韓国の映画をたくさん愛して、大いに盛り上げていきましょうネ!アシゲッチョ^^?」と、釜山国際映画祭の祝賀ステージにふさわしいイキなMCも、会場のボルテージを上げるにはパーフェクトな内容でした(笑)。


 写真は、この日の歓声を独占していたキム・テウ。そして、ステージを華やかに彩ったアーティスト達です。

*本ページに掲載している写真及び文章の無断転用・転載・二次使用は、すべて固く禁じます*

夏ダ!SALEダ!韓国だ!

 この時期は日本同様、韓国各地のショッピングスポットでもサマーセールまっただなか。今夏は円高傾向なので、韓国に行ってフツーにショッピングするだけでも、すでにその恩恵が頂ける状態。ですが、加えて現地のセール価格でお買い物できるとあれば、旅行者にとっては二度、美味しい夏ショッピングが楽しめるのです。



 さらに!ソウル市内であれば、「SEOUL -GRAND-SALE」(〜2010年9月12日)へ、ぜひともGO!このSEOUL -GRAND-SALEは、ソウル市内にある様々なショップが一丸となってセールを行なう、他では見られないちょっとユニーク且つ大規模なセール。しかも、今年は参加店舗がグンッと増えて、大型チェーン店20、一般店舗は約1,000店が一気に出血セール中!同セールのクーポン(サイトから入手可能)を参加店舗で提示するだけで、韓国在住でも海外旅行者でも、誰でもセール価格でお買い物できます。便利、便利♪



 さらに、さらに!この時期は、韓国内にある免税店でもセールを開催。日頃は免税店から足が遠のいている方も、この時期こそはかなり狙い目です。かく言う、私も免税店でのショッピングには、どちらかといえば疎い方で。韓国に足を運ぶようになった当初に、免税店が百貨店並みのスケールでセールを行なうこと事態にビックリしたものです(笑)。韓国内の数ある免税店の中でも、新羅免税店では日本人向けのモバイルサイトがオープンしたことを記念したお得なイベントも同時開催中ですよ。

 


写真は、ソウルの街で見かけたセールのインフォメーション。オシャレ・エリア、カロスキルのショップも軒並みセールプライス!


◆SEOUL -GRAND-SALE
http://www.seoulgrandsale.com

◆THE SHILLA DUTY FREE
http://www.shilladfs.com/jp/seoul/main.jsp

韓国に夏を告げる映画祭、PiFan開幕!

 博多の街が博多祇園山笠の熱気に包まれた7月15日。韓国のプチョン市でも、毎年、この時期恒例、韓国の夏の映画祭「富川国際ファンタスティック映画祭(PiFan)」が開幕しました!


 2010年の今年、14回目を迎える同映画祭は、ホラーやスリラー、SF、アクションなど、いわゆる“ファンタスティック系”と呼ばれる作品にフューチャーしている映画祭。「ヨーロッパファンタスティック映画祭連盟(EFFFF)」「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」などとも親交の深い、アジア最大規模のジャンル映画祭として名を広めています。上映作品もなかなか個性的で、コアな映画ファンにも“垂涎モノ”のリストに定評アリ!


 「富川チョイス」「ワールド・ファンタスティック・シネマ」「ストレンジ・オマージュ」「禁止区域」「ファミリー・ファンタ」などの上映ブロックが用意されており、今年は42カ国193作品(短編80作品含む)を上映。中でも、毎回、注目が集まるオープニング上映作品はアメリカ映画の「The Experiment」、そしてクロージング上映作品には、韓国のユ・ソンドン監督による「コ死〜2番目の話:教育実習〜」が選ばれています。


 ちなみに、昨夜はコン・ヒョンジンとチェ・ジョンウォンの司会のもと、富川市民会館で華々しくで開幕式が行なわれ、レッドカーペットには、コ・ス、チョ・ヨジョン、シン・ヒョンジュン、オ・ジホ、そして14代PiFanレディのファン・ジョンウン、さらにPIFFでもお馴染みのアン・ソンギなどなどが登場したよう。


 個人的にPiFanに大きな個性と魅力を感じたのは、テーマソングがあること(笑)。世界に映画祭は数あれどテーマソングって!といいつつ、私が知らないだけで意外に存在しているのでしょうか?!ちなみに、タイトルは、ずばり「ピパヌロ カジャ!(PiFanに行こう!)」♪歌詞はこんな感じ。


♪その都市に行こう!ラ〜ラ〜ラ〜ラ〜…♪
♪PiFanに行こう!ラ〜ラ〜ラ〜ラ〜…♪


 ラテンなノリで、お祭り気分をかなり高めてくれるこのテーマソング、PiFanのホームページ内で聞くことができますよ♪なお、リフレイン率はかなり高いと思われます。♪カジャ〜(行こう〜)!ラ〜ラ〜ラ〜ラ〜…(笑)。



(C)PUCHON INTERNATIONAL FANTASTIC FILM FESTIVAL ALL RIGHTS RESERVED


写真は、今年のPiFanポスターです。 PiFanへの期待やトキメキ、華やかで幻想的なイメージを表現しているそうです。


◆富川国際ファンタスティック映画祭(PiFan)HP
http://www.pifan.com/

チルソクの立役者

 今日、7月7日は七夕ですね☆ 韓国では七夕のことをチルソクと言います。陰暦で迎えるので、今年のチルソクは8月16日。各家庭でミルジョンピョン(小麦粉ベースのおせんべい)やフルーツをお供えして、家族の長寿や家庭安泰などを祈願したりする風習があるそう。むかしむかしには、永遠の愛を誓い銀杏の種を分け合った日だとも。最近では、彦星(牽牛)と織姫(織女)の伝説にあやかって「恋人の日」として、この日を盛り上げているとか。


 語り継がれている彦星(牽牛)と織姫(織女)の伝説も、おおまかなストーリーは日本と同じ。ですが、雨が降った時の解釈に、大きな違いが見られます。日本の場合、七夕の日に雨が降ると彦星と織姫は再会できずに終わるのですが。韓国の場合、チルソクの日に雨が降ったとしても、その雨は二人が一年に一度だけの再会を果たした喜びのあまりうれし涙を流している、と解釈するそうです。なんともポジティブですよね(笑)。さらに、チルソクの翌日に雨が降れば、彦星と織姫が別れを惜しんで流している涙、と思うそう。涙を使った演出が映画バリにイキですな(笑)。


 ちなみに。映画といえば、この時期、おすすなのが「チルソクの夏」。下関市と釜山市を舞台に、海峡を越えて芽生えた恋と友情を描いた、ちょっと甘酸っぱい青春映画。まだ無名時代の上野樹里チャンも登場しています。メッチャ初々しい♪



 さて。チルソクでの彦星と織姫の再会シーンで大活躍するのがカササギ。二人の間を流れる天の川に、カササギ(韓国ではカラスも加わって)の大群が連なり、自らオジャッキョ(烏鵲橋)という橋となって、文字通り彦星と織姫のかけ橋になるわけです。このカササギ、韓国の国鳥であり、うれしい知らせを運ぶラッキーバードとされています。「朝、カッチ(カササギ)を見かけるとその日一日をラッキーに過ごせる」なんて、ジンクスも友人から教えてもらいました。日本では、生息地が限られていて、なかなか見る機会は少ないのですが。韓国ではあっちゃこっちゃにいます。なので、韓国で過ごせばツキのある日もグンッと増えるのかも(笑)?!



写真は、昌徳宮の近くで見かけたカッチ。羽根がとってもキレイです。今年も彦星と織姫がハッピーな再会を果たしますように☆☆

サスガのウマさ!土俗村のサムゲタン

 韓国への旅行を計画している日本人の方からよく訪ねられること。「日本人の行かないような穴場のオススメを教えてください」「できればガイドブックに掲載されていないような…」。もちろん千差万別、安易にひとくくりにはできませんが、あくまで私見で。という前提であれば、海外を旅行する日本人の場合、ニューオープンや隠れ家的なお店、現地の人しか立ち寄らないディープなスポットなどなど。他の日本人旅行者と“カブらないスポット”を好む傾向があるように感じています。


 一方。日本に遊びにきている韓国人の方を案内している時によく言われること。「日本で有名な○○や★★に行ってみたいです」。それは、いわゆるガイドブックに網羅されているような“有名すぎるスポット”です。そこで「そこって、外国人旅行者なら誰もが良く行く所でしょう?」と訪ねてみたところ「だからイイんじゃない!」「韓国に帰ってから、前にAさんも行ったと話していた○○に私も行ってきたよ!って自慢できて楽しいじゃない♪ 誰も知らない場所だと話してもつまらないでしょう?」との答え。


 友達、家族、恋人、仲間同士。あらゆるシーンで様々な物事、時には感情までをもよく“シェア”しあう韓国のこと。海外旅行も、一緒に足を運んでいる友達同士で共感できたり、帰国してからその感動をより多くの人とシェアできる方が好まれる…のカモ?!なんて、憶測してみたり。そんな見方もあるものね、とちょっぴり目からウロコだったり。

 
 かくいう私もガッツリ日本人感覚(笑)。韓国に足を運ぶごとに新スポットや流行スポット最優先で、有名どころは「きっと撮影で行くだろう」とか「次、来た時に行こう」なんて思いながら、ひとまず後回しにしてしまいがち。そんな“あまりに有名すぎて後回し”になっていたスポットのひとつが、サムゲタンの名店、「土俗村」です。ここは、“ソウルでサムゲタン”といえば、必ずといって良いほど誰もがその名を挙げる超ーーー有名店。メディアでの登場もハンパなく、日韓のいろんな媒体で情報を見すぎてすっかり行った気になれるのですが、実は私自身まだ行ってませんでした(笑)。

 その念願だった「土俗村のサムゲタン」の味は…!やはりウマい!「もし、このお店で韓国のサムゲタン・デビューを果たしちゃうとその後はどこで食べても満足できなくなる心配があるかも〜?!」ってくらい、まじウマです(笑)。とにかくスープが濃厚で、久留米ラーメン級の白濁具合とトロミ加減に感動しました!そのまま、麺を加えたら新しいラーメンができるのでは?!ってくらい、イイ味が出てます。クルミや松の実といった“脇”の具材も美味しい。もちろん、主役の鶏肉はみずみずしく確実にウマい。さすがは韓国で誰もが知る名店、お客さんであふれかえっておりますが、その味に間違いはありませんでした(笑)。

写真は、土俗村の外観。趣ある韓屋の佇まいに400もの座席を所有しています。そしてこの日食べたサムゲタン。他店よりもほんの少々お値段リッチなサムゲタンですが、それは味わえば確実に納得できます。むしろ、わざわざココで食べたい!昼時に並んででも食べたい!!ぜひ食すべし(笑)。次は、烏骨鶏を使ったオゴルサムゲタンをこちらでぜひとも食べたいです♪