韓国に夏を告げる映画祭、PiFan開幕!

 博多の街が博多祇園山笠の熱気に包まれた7月15日。韓国のプチョン市でも、毎年、この時期恒例、韓国の夏の映画祭「富川国際ファンタスティック映画祭(PiFan)」が開幕しました!


 2010年の今年、14回目を迎える同映画祭は、ホラーやスリラー、SF、アクションなど、いわゆる“ファンタスティック系”と呼ばれる作品にフューチャーしている映画祭。「ヨーロッパファンタスティック映画祭連盟(EFFFF)」「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」などとも親交の深い、アジア最大規模のジャンル映画祭として名を広めています。上映作品もなかなか個性的で、コアな映画ファンにも“垂涎モノ”のリストに定評アリ!


 「富川チョイス」「ワールド・ファンタスティック・シネマ」「ストレンジ・オマージュ」「禁止区域」「ファミリー・ファンタ」などの上映ブロックが用意されており、今年は42カ国193作品(短編80作品含む)を上映。中でも、毎回、注目が集まるオープニング上映作品はアメリカ映画の「The Experiment」、そしてクロージング上映作品には、韓国のユ・ソンドン監督による「コ死〜2番目の話:教育実習〜」が選ばれています。


 ちなみに、昨夜はコン・ヒョンジンとチェ・ジョンウォンの司会のもと、富川市民会館で華々しくで開幕式が行なわれ、レッドカーペットには、コ・ス、チョ・ヨジョン、シン・ヒョンジュン、オ・ジホ、そして14代PiFanレディのファン・ジョンウン、さらにPIFFでもお馴染みのアン・ソンギなどなどが登場したよう。


 個人的にPiFanに大きな個性と魅力を感じたのは、テーマソングがあること(笑)。世界に映画祭は数あれどテーマソングって!といいつつ、私が知らないだけで意外に存在しているのでしょうか?!ちなみに、タイトルは、ずばり「ピパヌロ カジャ!(PiFanに行こう!)」♪歌詞はこんな感じ。


♪その都市に行こう!ラ〜ラ〜ラ〜ラ〜…♪
♪PiFanに行こう!ラ〜ラ〜ラ〜ラ〜…♪


 ラテンなノリで、お祭り気分をかなり高めてくれるこのテーマソング、PiFanのホームページ内で聞くことができますよ♪なお、リフレイン率はかなり高いと思われます。♪カジャ〜(行こう〜)!ラ〜ラ〜ラ〜ラ〜…(笑)。



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写真は、今年のPiFanポスターです。 PiFanへの期待やトキメキ、華やかで幻想的なイメージを表現しているそうです。


◆富川国際ファンタスティック映画祭(PiFan)HP
http://www.pifan.com/